こんばんは。つばめです。
本日は帰国子女の就職活動事情について振り返りたいと思います。
と言っても、私が就職活動したのはもう10年近く前なので今と事情が異なるところは多少あるかもしれませんが、そこはご了承ください。
結論として、帰国子女の就活はエントリーシート突破は難しいけど面接は結構余裕。というのが私の感想です。
もし就職後
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海外でグローバルに活躍したい!海外出張したい!滞在国の言葉をしゃべりたい!
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というのであれば外資系企業より、日系企業で海外に現地法人がある企業を中心に「いろんな業界(重要)」を食わず嫌いせずOB訪問、会社説明会に行くことをおすすめ致します。
なお、私は新卒では海外展開しているメーカーに入社しました。
帰国子女の就活は難しいのか

では、私のスペックと後輩からよくもらうQ&Aを紹介します。
つばめのスペックと海外滞在歴
- 日本生まれ
- 1歳になる前には日本を出国し、3年に1度は滞在国と言語が変わる旅人生活
- 大学は日本
- サークル 非体育会系
- 資格はTOEIC950(話せるのは英語だけ)
- 他の資格はなし
- 登録した就活エージェントはリクナビとマイナビだけ
よく後輩からもらうQ&A
- 就活であった方がいい資格は?
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英語、または滞在国語のレベルがネイティブ並みと分かる資格証明書。余裕があるなら簿記3級。ただしSPIや手書きの小論文対策のほうがよほど重要
日本はいろいろ資格があった方がいいのでは?と惑わせるCMや情報が多いですよね。「公認会計士や弁護士資格が必要か。」なんて聞かれたこともありますが、基本は不要です。
ただ帰国子女として面接官の印象に残りたい場合、英語(滞在国語)のレベルがネイティブクラスと分かる資格証明書があった方がいいです(英語ならTOEIC)
あと社会人生活をスムーズに送るために簿記3級は勉強した方がいいですかね、余力があれば簿記2級。
それより帰国子女の皆さんは日本語の読解力、筆記、常識力をあげましょう。
企業によっては抜き打ちで小論文を制限時間内に手書きするよう言われます。
そのような事態になっても合格できるよう、せめて履歴書、エントリーシートに書いた漢字はスマホに頼らずとも書けるようにしましょう。
とりあえずまずこれで基本をおさえましょう。
みんな志望する五大商社(三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅、伊藤忠)対策はGABです。
\ペーパーテストの対策をしっかりしてライバルと差をつける/
- いまさら英語(滞在国語)がしゃべれるアピールは面接官もおなかいっぱいでは?
-
そんなことありません。
友人が2~3か国語話せるのが当たり前な環境にいると、バイリンガル、マルティンガルで飽和状態?と思うかもしれませんね。
ただあなたのコミュニティを出れば、まだ少数派です。
上層部も保守的な人が多いので、日本人のバイリンガル、マルティンガル を求めている印象です。
帰国子女の就職先はどこが多いのか?
帰国子女がどのような企業にエントリーし、またどこから内定を得ているのか気になりますよね。
私の周りではメーカー、次いで商社が多かったです。
ですが、その2つだけでなく、さまざまな業界を説明会だけでも参加し、志望動機に書けるネタを増やしましょう。
いろんな業界を受けようの意味とは

就職活動していると普段見ているCMのキラキラしたイメージから特定の業界(例:白物家電業界のみ、五大商社だけ)しか絶対受けない同級生が一定数います。
無事そのうちの1社受かったラッキーな人も実際にいます。
ですが大半の同級生は志望業界数社に全部落ち、どうしてもその企業に入社したいがゆえに就職浪人を選択する。
また就職浪人できない同級生は内定を出してくれた企業に仕方なく入社する。ということも。
そのような結果になる原因は、ひとつの業界、または1社しか説明会に行っていないため、「なぜこの業界を志望したのか」という企業側からの質問に答えられないからだと思います。
企業が欲しい人材はファンではなく、売上を伸ばしてくれる将来の戦力です。
食わず嫌いせずいろんな企業の説明会、選考を受けましょう。
私も新卒で入社した企業は学生時代は知りませんでした。
たまたまリクナビで会社説明会日程一覧表を見ていたときに、入社した企業の説明会に空きがあったので受けてみた。という感じです。
私の帰国子女仲間もほとんど日系企業に勤めています。

なぜ外資ではないのか?
外資は基本的に日本に進出している外国企業です。
なのでトップは本社で採用された外国人が派遣されることが多いですし、そのトップと側近以外は全員日本人(しかも英語しゃべれるとは限らない)ということもあります。
基本的に社内のコミュニケーションは日本語であることが多く、資料も含めて日本語という企業も。
就職活動、転職活動で様々な外資系企業を受けてみましたが、意外にも社内コミュニケーションは日本語であることが多いです。
海外出張も基本的には日本に派遣されているトップや側近だけあるかな。くらいです。日本採用の人間は極マレな印象でした。
社内で英語を常用したいのであれば楽天やメルカリの方が希望が叶えられるように思います。
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OB訪問は活用すべし


全ての企業のOB訪問をする必要はありませんが、第一志望群の企業については1人でも会っておくことをおすすめします。
エントリーシートに記載する志望理由に「OB●●さんにお会いし、このようなお話を聞いて志望度があがりましたので他社ではなく御社に入りたい。」と書けば立派な理由です。
また他の就活生との差別化も図れます。
関連海外志望の新卒、転職希望者は面接で逆質問すべし質問3選
OBが自分の出身校にいないという場合は、どのような業務に従事している方とお話ししたいと人事担当の方に問い合わせればOB訪問日程アレンジしてくれると思います。
※女性の皆様、OBの方にはお昼に会いましょうね!夜しか会えないと言われたら別の方にアポ取りしましょう。
このコロナ禍、人に会うのはちょっと。という方は会社の雰囲気をつかむために口コミサイト登録してみるのもいいかもしれませんね。
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ただこのような転職口コミサイトは、会社と合わず辞めた人も一定数います。
どの会社もマイナス評価は当然ありますが、体育会系か、どんな価値観の人が多いのか。を把握する程度にとどめましょう。
OB訪問注意点
学生時代OB訪問をした者として、また一時期リクルーターや面接補助官を務めていた経験から気を付けた方がいいよ。というもの2つまとめました。
1.質問はちゃんと準備しましょう。
会った就活生はどのような人材だったか、一緒に働きたいと思える人物だったかOBは基本的に人事に報告します。
ただの雑談だと印象が悪いのでプレ選考と思って挑みましょう。
2.ワークライフバランスの質問数
ワークライフバランスの質問したいときは、人事や面接ではなくこのOB訪問にて聞いた方がいいです。
人事や面接で聞きすぎると時代の流れとはいえ、「働く気がない人(Taker)」認識され除外されてしまうこともあるのでご注意ください。
【番外】つばめの失敗談
どうしても入社してすぐ海外出張に行きたかった私。
とあるグローバル企業のOB訪問(社会人10年目)に行き、OBに「どのくらいの頻度で海外出張行かれるのですか?」と聞いたとき、その方は入社以来、海外出張はゼロだと答えてくれました。
競合他社のOBは結構海外出張行っている様子で、そのOBの名刺に部署名「グローバル~」、と書いてあったのに?と不思議に思った私は



御社のような企業で部署名にグローバルと付いているのに海外出張ゼロでお仕事なんてできるんですか?
と失礼な質問し、1時間みっちり怒られ泣きながら大学のキャリアセンターに帰りました。
皆様は私のような失敗をしないように。
もし聞き返すなら、こう聞けば角は立たなかったかなと思います。



ご回答ありがとうございます。私、入社してすぐ海外出張に行きたいのですが他の部署でも海外出張はあまりないのでしょうか?
帰国子女は直接的な表現で会話をすることが多いです。
それは分かりやすくていいのですが日本人を不快にさせることもあります。言い方を学びましょう。
お手本は富裕層が行くデパートや、高級レストランのウエイターさん。失礼なお客様に対し相手のプライドをつぶさず、どう注意するのか、を見るといいですよ。
帰国子女の就活が難しいのは日本語でエントリーシートが書けないから


日本で長期間教育を受けていないのでエントリーシート内にやたら句読点を入れる、または主語抜いて文章を書き、自分以外分からない文章になりがちです。
「読んであげよう」という人事に当たれば読んでいただける可能性もありますが、基本的に大企業になればなるほど千、万単位でエントリーシートを読んで合否を決める必要があります。
たとえ設問が「指定フォーム(150字以内)で志望理由を書きなさい。」であっても、合格するか否かは最初の3行で決まる。と思った方がいいでしょう。
また書いたエントリーシートを志望企業に提出する前に社会人の先輩、キャリアセンターの方に見てもらった方が安全です。
人に見せたくないという方、twitter等は文字制限があるので自分の意志を正しく伝えるにはいい練習場です。
エントリーシートで聞いているのは、あなたが本当に頑張ったことではない
就職活動を始めた当時、頑張ったことには本当に自分が頑張ったことを記載していました。
内容としては、ボランティア活動で署名を千人/ボランティア集めないといけないというミッションがあったとき、「署名お願いします。」といっただけででは当然人は止まってくれません。
それをアプローチ方法を試行錯誤していたら目標達成した。ということを書いていました。
ところがこのエピソードだと、零細、中小企業は書類審査は通過しても大企業、外資は全く通りませんでした(通過率30%)。
面接に行ける企業数を少しでも増やしたいのに、ちっとも増えず、焦った私は前年内定を5社からもらったレジェンドの先輩に泣きつきました(帰国子女ではありません)。
そのとき先輩に「つばめちゃん、企業の本音と建て前が見えてないね。」と言われ、不本意ながらもエントリーシートのエピソードを差し替えたことがあります。


「つばめちゃん、企業はね、本当にこのエピソードがつばめちゃんが頑張ったことかどうかなんて調べようかないし、正直しったこっちゃないんだよ。
企業が知りたいのは、和を乱さないでチームプレイができるか、その中でつばめちゃんがどのような役割になることが多いのか。が知りたいんだ。
つばめちゃんにとっては頑張っていないエピソードだから不本意かもしれないけど、チームプレイでどのような役割をすることが多いのか。が分かるようなエピソードにしたら合格率上がるよ。」
と言われたのは10年たった今でもよく覚えています。
そして先輩の言う通りエントリーシートのエピソードをチームプレイものに変えたら、通過率が30から95%にあがりました。
どのようなエピソードを書いたか公開したいのですが覚えていないくらい些細なことです。当時の日記にも書いていませんでした。
関連実例あり|帰国子女が日本の企業向けに提出する自己PRの最適なエピソード!
【まとめ】帰国子女の就活はエントリーシートを攻略できれば難しくない!
長くなったので要点を5つにまとめます。
- バイリンガルの需要はある
- 必要なのは資格よりも日本語の筆記力、常識力
- 興味がない業界も含め、たくさんの企業説明会、OBに会いに行く
- 企業が欲しいのはファンではなく、将来の戦力
- 頑張ったことは、あなたがチームプレイでどのような役割を果たすことが多いのかわかるエピソードを選ぼう
就職してどのような人生(社会人生活)を送りたいかは人それぞれですが、その目標を叶えやすい企業を選ぶためにも視野を広げて、いろんな業界、OBに会いに行きましょう。
Good Luck!