こんばんは。つばめです。
本日は、マイ投資ルールとそのルール作成方法と過程について共有しようと思います。
この記事にたどり着いた読者の方の中には、初めて経験した米国、日本市場の下げにあわてている
またはTwitterを始めとする不安をあおるような発言が増え、ご自身が投資した目的を忘れ、
「保有株売った方がいいのかな。」
「今、買った方がいいのかな。」と焦ったりしていませんか?
いったん取引をする前にご自身のマイ投資ルールを振り返りましょう。
投資方法のよし悪しは、その人の価値観とライフステージによって異なります。
マイ投資ルールも経験とライフステージとともに更新しています。
つばめのマイ投資ルール
今のマイ投資ルールはこちら。
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
- 配当目当ての場合は基本売却しない。
- 損失は30%購入株価より下落したら売却する。
もちろん、株取引デビューからこのルールできたわけではありません。
次からマイ投資ルールの遍歴ときっかけをご紹介します。
マイ投資ルール作成方法
私の場合、下記ステップで自分にとっての最適解をみつけている最中です。
何もルールを決めずに参入した日本市場
当時、株主優待目的、または自分が応援したい日本企業に投資しよう!というのがブームだったので日本株数社と誤って日経レバレッジに投資しました。
ですが、何もタイミングを見ていなかったので翌日にプチオイルショックが起こり、株価が5%下落。
さすがにまずいのでは?
と本を読み始めました。
関連【失敗】日本株にコテンパンにやられた話
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本を読む
何冊か本を読み、この本で紹介されているルールが自分にとって土台になりそうだと思い、それを採用しました。
つみたてNISAができる前の本なので少し情報が古いです。
ですが個別株投資に興味がある方で「どういう企業に投資すればいいんだろう?指針が欲しいな。」というニーズをお持ちの方にはおすすめの本です。
本の中で紹介されていてマイ投資ルールに採用したのは下記3つの指針
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
上記に追加して「購入した株が購入価格より10%利益、損が出たら売却する。」をマイ投資ルールに追加。
どの本を読んだのかはメモがなかったので不明なのですが、
「株式投資は、負けないことが重要である。そのためにはマイ投資ルールを作り、保有株の利益・損失がどれくらい出たら売却するか基準を決めるべし」
さらに続けて「利益が出たことによる売却は取得価格から10%あがったら、損失が出たことによる売却は取得価格から20%下がったら」とありました。
いざ売却する基準価格に到達すると、人間は感情的な生き物なのでルール遂行するにも迷いが出て決断、実行ができない。
なので株を購入したら、翌日には利益と損切りする売却価格を設定し、泣いても笑ってもサヨナラという形にする。
と記載がありました。
ですが、これを読んだ当時の私は
20%も損するなんて耐えられない。利益も損失も10%に設定しよう。
最初にデビューしたのは日本市場。
このルールのおかげで大やけどは負わずに済みました。
関連【失敗】日本株にコテンパンにやられた話
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
- 株価が取得価格より10%増減があった場合に売却する。
米国市場に参入、私キャピタルゲイン向いていない
日本株で10%元本割れを経験し、上記の本を読んだり、ウォーレン・バフェット氏を知ることで
米国市場の方が初心者や、長期的目線で損しずらい市場であることがわかりました。
関連投資の神様 ウォーレン・バフェット氏おすすめ銘柄投資して気絶してみた
米国投資デビューでウォーレン・バフェット氏が初心者におすすめしている銘柄とアップル(ティッカー:AAPL)に投資。
S&P500(ティッカー:VOO)、P&G(ティッカー:PG)は配当が出るので、少しくらい株価が下がっても、あまり動じなかったのですが
アップルは配当金は出さず、企業成長のために資金投入する企業。
なにかニュースがあって株価が下がるとドキドキしました。
今はいいけど、スティーブの影響がなくなった後の製品にサプライズがないし、これからIT業界をけん引し続けることができるのかな。
ちょうど株価が取得価格より10%アップになった時点で売却しましたが再度購入する。ということはなかったです。
自分の知見のなさと、配当金が出ないことがストレスだと気づいたからです。
一方、S&P500やP&Gは「配当出続けるし、長期保有していれば株価とともに配当比率もアップするから売却しなくてもいいな。」と放置。
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
株価が取得価格より10%増減があった場合に売却する。
再び日本市場に戻る
月額配当金5万円を目指すのであれば、税制を考えると日本株も保有していた方がいい。と考え直し、日本市場に再度参入。
まずはウォーレン・バフェット氏も購入した五大商社の中の三菱商事を購入し、損切り価格を10%下落時に設定しました。
ちょうど、ウォーレン・バフェット氏が五大商社の株式を購入した、ということを日経新聞が取り上げていたので高値掴みをしたなと自覚はしていました。
そして後日、事前に設定していた損切りカットが発動。
もっと下がるだろう。と思い、放っておいたらその後取得価格より500円近く跳ね上がり、再度購入するタイミングを逃しました。
配当金目当てなのであれば、ずいぶん前に読んだ本に書いてあったように20-30%くらいリスクとってもいいかも。
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
- 配当目当ての場合は基本売却しない。
- 損失は30%購入株価より下落したら売却する。
【まとめ】マイ投資ルールを設定し、自分をコントロールしよう!
そうして5年かけてできた現在のマイ投資ルールがこちらです。
- 売上と営業キャッシュフロー(以下、CF)が毎年増加している企業を購入する。
※製品、マーケティングがうまく成長できる企業は営業CFが潤沢 - 営業CFが調べられる範囲(10年)でマイナスの企業には投資しない。
- 純利益(Net Income)より営業CFが多いこと。
- 配当目当ての場合は基本売却しない。
- 損失は30%購入株価より下落したら売却する。
Twitterを始めとするSNSでは様々な意見に個人の考えを持って投資先とルールを決めている人が多いですよね。
ただ自分の投資ルールを披露し、「あなたはどう?」と聞くスタンスならいいと思うのですが
これ以外のマイ投資ルールで運用している奴、全員情弱!
というインフルエンサーのツイートに乱されている人もいるのではないでしょうか。
あなたのお金であり、あなたの人生です。
考え方を参考にすることはあっても、不必要に慌てて売却する必要はありません。
今、現在政権交代や調整の局面で日本株を中心に株価が荒れていますが、投資先企業が不祥事をした、とかでないのであれば、慌てて売却する必要は基本ないと思いますよ。
長期投資なのであればなおさらです。
初めての大幅株価下落に慌てている人もいるかもしれませんが、
焦って「僕/私が株取引で億り人になった方法」、「僕のサロンに入会して切磋琢磨しよう!」と高額な情報商材を買わないようにお互い注意しましょうね。