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海外就職、転職は難しい?海外移住者を分析してみた

こんばんは。つばめです。


「日本は生きづらい。海外旅行/出張の時に感じた解放感に満ち溢れた環境で自由に生きたい。」


と、一度は海外移住(就職・転職)を検討したことがあることは多いのではないでしょうか?


海外移住をしたいのであれば下記4つの内のどれかになる必要があります。

  1. 海外展開している日系企業に就職し、海外駐在員になる
  2. 自営業する
  3. 日本人向けのビジネス従事者に雇ってもらう(ローカル採用)
  4. 専業主婦(夫)、


希望が叶うかの結論から言うと、どの程度の生活レベルを求めるかで海外移住の難易度は変わります。


日本に一時帰国するのは数年に1回でいい。というのであれば難易度は高くないです。


ただ生活レベルを落としたくない。日本に年に1回は帰国したいというのであれば難易度は高まります。


そして重要なのは個人の能力、スペックではありません。


個人の「絶対に母国、日本に帰らない。」という強い意志です。


現実をそのまま書きます。


目次

帰国子女仲間は海外就職・転職してる?

実際、海外在住歴18年、日本に帰国、就職・転職して10年以上経った私が自分の帰国子女仲間55名ほどを見渡し


どこで、どんな働き方をしているだろう?と思い調べてみました。


今回データで使用した帰国子女仲間55名はご覧の通りです。

帰国子女仲間紹介
  1. 親の仕事の都合で海外在住経験がある。
  2. SNSで追えて1年以上そこに在住、勤務していることが確認できる。
  3. 海外、とは自分の出生時の国籍とは別の国を指す。
  4. 全員が第二言語をネイティブ並みにしゃべれるわけではない。



現在の居住国

現在の居住国で海外住んでいる比率はこちら。


思ったより海外在住者が多いです。

living-country, 海外転職



現在の居住国 永住権または国籍の有無

green-card, 海外転職, 海外移住



生まれた時に居住国にいたので国籍や永住権を持っている、という仲間もいます。


ですが元々なくても、現地の方と結婚、または長期間暮らしたことにより永住権を申請し獲得した仲間もいます。



海外在住者の勤務先

おそらく「自分がこれまで住んでいた国に帰りたい。」という方が多いと思いますので


実際にそれを叶えている仲間の勤め先を紹介です。

oversea-work



※ローカル採用とは現地雇用のことを指します。
(例:日系企業の海外支店に現地雇用されている、日本人が経営している日本食レストラン、その他サービスで勤務)


海外就職、転職の難しさをデータで読み解く

analyse

では自分の周りをデータ化した結果ではありますが、海外就職、転職の難しさを解析してみます。

海外勤務できる企業が少ない

これが経済的自立ができ、かつ本人も夢が叶えて満足している状態でしょう。


帰任というタイムリミットもありますが、うまく行けば日本帰国ではなく別の国へそのまま派遣。ということも。


ただこれを達成するまでにいくつものハードルを乗り越える必要があります。


海外勤務までのハードル
  1. 海外勤務できる企業を探す
  2. 採用してもらう
  3. 海外勤務できる人材リストに載る
  4. 海外勤務達成!


海外転勤を狙うならこちらの転職サイト・エージェントがおすすめ

関連【おすすめ】帰国子女向け転職エージェントランキング



ローカル採用は就職先を見極めないと金銭的に余裕がなくなる

visa



友人の投稿を見ていると日系企業の現地採用であれば、まだその滞在国の最低賃金をクリアしていることが多い印象です。


ですが日本食レストラン、非常勤講師だと生活が滞在国の最低賃金ギリギリ。


むしろ滞在国の最低賃金を超えていたらいい方で、最低賃金を下回っているということもザラにあります。


日々の生活がいっぱいいっぱいなのでしょう。


2年に一度日本にいる親族にお金を出してもらって、やっと日本に一時帰国している仲間が複数人います。


最低賃金をもらえない。


そのようなブラック企業は、日本国籍保持者であれば日本の労働基準監督署に駆け込む。という手段を使い、労働環境改善に期待ができます。


ですが、外国であれば勤め先から就労ビザ取得を申請、取得している関係上


残酷ですが訴えても


いやなら母国へ帰れ。それかスキルあげて転職先から就労ビザを発行してもらって。」です。


今、日本、母国に住んでいる帰国子女仲間(58%)ですが、半分くらいは「母国嫌だから脱出する!」と言って出ていき、のちに帰国する人も中にはいました。


自分の経歴なら現地企業で採用されるだろう。と思っていたのに採用されず、上記の現実に耐えられなかったのかな。と帰国後話していて思います。


母国から派遣される海外勤務者とローカル採用の経済格差は残酷です。


子供心に感じた経済格差
関連親の海外転勤が決まった!日本人学校? 現地校?どっちにしよう。


帰らない帰国子女仲間は日本や母国で就職先がないとかではなく、「今の労働環境でも日本に帰りたくない。」とよく言います。

自営業であれば確実に海外滞在でき、うまくいけば金銭的に自立できる

oversea-work-graph



日系企業と同率でいるのが自営業


あくまで私の周りではですが、職種で多いのはメイクアップや美容師などの美容関係と翻訳業で半々です。


メイクアップ業に従事している友人は、現地の方と滞在国に住んでいる日本人にお客さんがいます。


翻訳業は日本にいる太いお客さんを相手にしているとのことでした。


関連【未経験OK!】海外移住希望者おすすめ副業ワーク6選


海外就職・転職する前に日本でマネタイズの勉強しよう

oversea_work, visa



今、日本でも副業ブームでもありますから、自分のスキルを売り、その拠点を海外に移す。というイメトレしてみるのもいいと思います。


美容関係と翻訳で自分のスキルをさらに伸ばせる副業斡旋サイトは別ページでまとめます。


関連【未経験OK!】海外移住希望者おすすめ副業ワーク6選


【小話】日本で伸びないなら海外で日本人向けビジネス!?

以前、海外に住んでいた時、「日本人美容師が移住してきた。なんでもとある芸能事務所トップスターの専属美容師だったらしい。」という前評判が出ました。


日本人が期待に胸を膨らませて殺到しました。


海外で日本の技術を持つ美容師は本当に貴重だからです。


それも芸能事務所所属。技術がもっと高いに違いない。


ですが期待に反して日本人形に。

hair-model
想像していた仕上がり
現実の仕上がり



後に日本人コミュニティ内で

友人
友人

きっと芸能事務所トップスター専属スタイリストの『アシスタントのアシスタント』してた人なんだね。


と言われていたのは言うまでもありません。


ですが


日本人が切ってくれる。

仲良くなれば芸能界の裏話を教えてくれるかも。



と期待し、通っている人はいましたね。


【まとめ】海外就職、転職は難しいが不可能ではない

読者の方が求める生活レベルにもよりますが、海外就職、転職は難しくはないですが、相応の覚悟が問われることは間違いないでしょう。


実際、私自身も海外移住を本気で考え、いろいろ調べた結果、国籍がある日本に住む決断をしています。

See ya!

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