こんばんは。つばめです。
今回は、帰国子女が日系企業に勤めたいと思ったときの受かりやすいエピソードについて、実際、私が合格したエントリーシートを公開します。
このエピソードは、大学入試のEO試験でも使えますので、なかなか受からない。と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
コツは、「集団行動時のあなたのポジションはどこかがわかるエピソードを書く」です。
日本人は表面上、「チャレンジャー募集」など耳障りのいい言葉を言っても、一番重視しているのは、集団行動で和を乱さない人物です。
帰国子女の自己PR文1|ボランティア活動
私は、まわりと協力しながら、1つのことを達成できる人物です。
夏休みに孤児院に手作りの絨毯をプレゼントする企画がありました。
指定された模様の中から、生徒一人ひとりがパッチワークを作成し、それを繋ぎ合わせるというものです。
寄贈先の孤児院の方が喜んでくれるといいなと丁寧にパッチワークを作りました。
締切日よりも前に提出できたため、手芸が苦手クラスメートにコツを教えたりして、締切日に間に合うようにサポートしたり、他になにかできることがないか、先生に聞いて、完成したパッチワークを繋ぐ係も率先して行いました。
クラスメートや、先生に感謝され、うれしかったです。
こうしてクラスみんなで頑張って作成して絨毯を寄贈した経験は、ひとりでは大きなことは成し遂げることができないので、みんなで協力しあうことが大事だということを学びました。(358文字)
- リーダー格ではなく、サポーターかメンバー役
- 目上の人間とのコミュニケーションもスムーズにとれる
- ボランティア精神あり
帰国子女の自己PR文2|団体スポーツでの立ち位置
私はチームメンバーの様子を見て、自分がなにをすれば、ゴールを達成できるか考え、実行できる人物です。
サッカーチームに所属しており、準備運動をかねて校庭10周のランニングを毎日していました。
ですが、毎日人間は健康でいれるわけではありません。
日によっては、しばらくランニングをしているとしんどそうになるメンバーがいたので、キリがいい所で休憩を入れることをキャプテンに声掛けしたりしました。
疲労回復に効果がある食べ物を各種常備していて、メンバーの好みや、状態に合わせて、飴、チョコレート、酢昆布を調子が悪いメンバーに休憩の時に渡していました。
調子が悪かったメンバーには「あの時、あなたが休憩しようと言ってくれてよかった。自分からは言えないので助かった。」と感謝されることが多かったです。(337文字)
- サポータータイプ
- 対象者の性格を考えながら、声掛けを考えることができる
- チームが最高の結果を残すために自分は何をすべきか考え実行できる
帰国子女の自己PR文まとめ|面接官にチームを組んでも大丈夫と安心させよう!
帰国子女が得意とする自己PRは、自分の個人の能力だと思いますが、それでは、日系企業・大学の面接官の心には刺さりません。
個人プレイでもいいですが、チームだと、あなたがどの立ち位置になることが多いのか、がわかるようなエピソードにしましょう。他人からどういわれたか、という言葉も紹介するとなお良しです。
制限文字数は無視して、最初の3行であなたの人柄がわかるような文章をかいてください。面接官もすべては読まないからです。
日系企業は、団体行動ができる人物を優秀な人物と判定することが多く、和を乱さない。イコール面接官に入学・入社後、面倒を書ける可能性が少ない人物ということを伝えて安心させてください。
救いは、団体行動でリーダー格にはならなくても、なにか華々しい賞を受賞していなくても大丈夫。
団体行動できる人物だと証明することに専念しましょう。
あなたの第一志望に入れますように。
Good Luck!